サンタマリアデリポイ修道院(読み)サンタマリアデリポイシュウドウイン

デジタル大辞泉 の解説

サンタマリア‐デ‐リポイ‐しゅうどういん〔‐シウダウヰン〕【サンタマリアデリポイ修道院】

Monestir de Santa Maria de Ripoll》スペイン北東部、カタルーニャ州の町リポイにある修道院。9世紀にバルセロナ伯ギフレ1世(多毛伯)により建造され、以降も増改築が続けられた。イスラム文化との接点として中世における学問の一大中心地として発展し、ヨーロッパ有数の蔵書数を誇る図書館があったが、19世紀の火災焼失。12世紀に造られた正面玄関と回廊柱頭に見られる彫刻ロマネスク様式の傑作として知られる。サンタマリアデリポール修道院

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

春闘

春の時期に労働組合が一斉に賃上げ、労働条件の改善に関する交渉を行なうこと。欧米では、産業別に強力な労働組合が存在し、それらが労働条件改善への闘争を繰り広げて成果を得てきた。だが、日本では企業ごとに労働...

春闘の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android