世界の観光地名がわかる事典 「サント教会堂」の解説 サントきょうかいどう【サント教会堂】 イタリア半島の中部、ボローニャ(Bologna)の南東135km、サン-マリノにある教会堂。同国は、標高739mのティターノ山頂にある国土面積61km2、人口約3万人のミニ国家だが、現存する世界最古の共和国である。サント教会堂(サンマリノ教会)は、ギリシア神殿のようなファザードを持つネオクラシック調の建物で、ロマネスク様式の地区教会の基礎の上に、1826年から10年を要して建設されたものである。サンフランチェスコ門から徒歩7分ほどの場所にある。1586年に発見された聖マリアの聖遺物が収められた主祭壇や珍しい彫像や絵画がある。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報