サン・フィリベール聖堂(読み)サン・フィリベールせいどう[トゥールニュ](その他表記)Saint-Philibert, Tournus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サン・フィリベール聖堂」の意味・わかりやすい解説

サン・フィリベール聖堂[トゥールニュ]
サン・フィリベールせいどう[トゥールニュ]
Saint-Philibert, Tournus

フランス,ソーヌエロアール県の町トゥールニュにある元ベネディクト会の修道院聖堂。 950年頃起工され 12世紀初頭に完成した,ブルゴーニュ・ロマネスク建築の最も古い作例の一つ。内陣部地下のクリプトは放射状祭室と周歩廊を最初に採用したロマネスク建築の一例で,元来の木骨天井は 1007年頃の火災のあと,ボールトに変えられたが,それは円柱によって支えられた横断アーチ上に直角に置かれた半円筒ボールトという特殊な構造をもつにいたっている。また側廊には半円筒ボールト,10世紀末の2階建てナルテックスには交差ボールトが採用されている。交差部には3層から成る方形三角屋根の鐘塔をもっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む