サンフランチェスコ大聖堂(読み)サンフランチェスコだいせいどう

世界の観光地名がわかる事典 の解説

サンフランチェスコだいせいどう【サンフランチェスコ大聖堂】

イタリア中部、古都ペルージャ近郊の町(コムーネ)のアッシジ(Assisi)市街北西の斜面に建っている聖堂。カトリックのフランシスコ会創立者の「アッシジのフランチェスコ」(聖フランシスコ)は、1181年、あるいは1182年にこの町で生まれた。聖人に列せられた彼の業績を讃えるため、彼の死の2年後の1228年に、教皇グレゴリウス9世によって聖堂の建設が開始された。その後、この聖堂はカトリックの著名な巡礼地の一つとして、今日に至っている。建物は斜面を生かした上下2段になっていて、上段(上堂)はゴシック様式、下段(下堂)はロマネスク様式の聖堂になっている。聖堂内部には、チマブーエ、ジョット、シモーネ・マルティーニなど、中世を代表する画家の手によるフレスコ画が多数ある。上堂にある聖フランシスコの生涯28場面を描いたジョット(Giotto di Bondone, 1267頃~1337年)のフレスコ画や「玉座の聖母と4人の天使と聖フランチェスコ」が有名である。1997年9月の地震で大きな損傷を受けたが、ボランティアの手により、ほぼ原型に近いものに修復された。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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