サンホセ修道院(読み)サンホセシュウドウイン

デジタル大辞泉 「サンホセ修道院」の意味・読み・例文・類語

サンホセ‐しゅうどういん〔‐シウダウヰン〕【サンホセ修道院】

Convento de San José》スペイン、カスティーリャ‐レオン州の都市アビラにある修道院跣足せんそくカルメル会を創立した聖女テレサ=デ=ヘススが16世紀に創設。17世紀にフランシスコ=デ=モラの設計により、ルネサンス様式教会が建造され、のちのカルメル会の教会建築の模範となった。カルメル会やテレサゆかりの品々を展示する博物館を併設。1985年「アビラの旧市街と城壁外の教会群」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android