サンマ不漁と資源管理

共同通信ニュース用語解説 「サンマ不漁と資源管理」の解説

サンマ不漁と資源管理

サンマ回遊魚で、北太平洋公海で成長して日本近海に南下する。北海道や東北、千葉県以北の太平洋が主な漁場だったが、近年来遊が激減。2000年から14年までおおむね20万トン超で推移していた日本の水揚げ量は減少を続け、22年には約1万8千トンと4年連続で過去最低を更新した。海水温など海洋環境の変化に加え、乱獲の影響が指摘されている。水産庁は、中国や台湾などと協議して国際的な漁獲枠を導入するなど資源管理を強化している。

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