出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…素材,形は時代や目的,性別,流行などによって異なる。
[歴史]
外衣という点では,古代ギリシアでキトンの上からまとったヒマティオンや,古代ローマのパラpallaもその一種にあげられるが,今日のコートに当たるものが登場するのは,中世後期に男女の間でコットの上に用いられた,シュルコ(英語でサーコート)と呼ばれるゆったりした袖なしの外衣からであろう。16世紀には外衣の形は袖,衿など多様になり,丈も長短さまざまであった。…
…英語ではサーコートsurcoat。中世後期にコットの上に着た外衣で,男女とも多くの形式がある。…
※「サーコート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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