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丈長 タケナガ

デジタル大辞泉の解説

たけ‐なが【丈長】

[名・形動]
丈が長いこと。衣服などが身長に比べて長いこと。また、そのさま。「丈長な(の)髪」「和服を丈長に着付ける」
丈長奉書」の略。
丈長奉書や杉原紙などを畳んで、元結の上に飾りに結んだもの。平元結(ひらもとゆい)。長平紙(ながひらがみ)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

たけなが【丈長】

江戸時代の女髷(まげ)に用いる和紙による髪飾一種。実用性のみの髪を束ね結う撚元結(よりもとゆい)と,装飾性をも兼ね備えた平元結(ひらもとゆい)とは,近世中ごろまでの女髷を形づくる過程に用いられてきた。宝暦年間(1751‐64)ころより髪形が複雑になり,撚元結と装飾のみに用いる丈長の2種に大きく分けられ,平元結は姿を消した。丈長は平元結の一種で,ほぼ40cm以上のものを用い,結び方も二重回しにしたり,結ばずに合せ掛けにするなど種々の装飾的な形式が作られた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

たけなが【丈長】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
丈が長いこと。また、和服を、丈を長めに着付けること。また、そのさま。 「 -の封筒」 「 -に着る」
檀紙・奉書紙で、普通より大形のもの。
丈長奉書を細長く切って元結の上に結んだもの。 「 -のひら鬠もとゆいを広畳みに掛けて/浮世草子・一代女 6

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世界大百科事典内の丈長の言及

【髪飾】より

…近世,女子が下げ髪から髷を結うようになると,髪飾は飛躍的に発達し,多種多様なものがでてきた。江戸時代には,櫛,簪,笄のほか,掛物といわれる手絡(てがら),丈長(たけなが),根掛(ねがけ)などが用いられた。掛物は元結と共に,いわゆる日本髪に使われる髪飾である。…

※「丈長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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