大気中の二酸化窒素NO2の微量分析法の一つ.1954年にB.E. Saltzmanにより開発された.ザルツマン試薬(スルファニル酸5 g,N-(1-ナフチル)エチレンジアミン二塩酸塩0.05 g,氷酢酸50 mL に水を加えて1 L としたもの)を吸収発色液として,試料ガスを通して生じるアゾ染料の橙赤色の着色を吸光度測定(λ 545 nm)する.環境省指定分析法として採用されている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...