岩石学辞典 「シエナ花崗岩」の解説 シエナ花崗岩 エジプトのシエナ(Syene : アスワンの古い地名)に産出する角閃石および黒雲母花崗岩のことで[Werner : 1788],ウェルナーはドレスデン近くのプラウエンシェル・グルント(Plauen'scher Grund)の岩石と同じ組成と推定した.このドレスデンの岩石は閃長岩(syenite)と呼ばれタイプとなった[Tomkeieff : 1983].この名称は閃長花崗岩(syenogranite)とは異なったものである.現在は使用されない. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報