シキオン(読み)しきおん(その他表記)Sikyon

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シキオン」の意味・わかりやすい解説

シキオン
しきおん
Sikyon

古代ギリシアのドーリス人ポリス都市国家)。コリントスの西隣にあった。おそらくアルゴスフェイドンに征服されたと考えられるが、紀元前655年ごろにオルタゴラスがアルゴスの支配を駆逐して同家の僭主(せんしゅ)政を樹立し、前600~前570年ごろに僭主であったクレイステネスアテネのクレイステネスはその孫)のもとでもっとも強力となった。前555年ごろに僭主政はスパルタによって倒され、ペロポネソス同盟に加わり、前251年ごろにはアカイア同盟の有力な一員となった。

[清永昭次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む