システム・セリング(その他表記)systems selling

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「システム・セリング」の意味・わかりやすい解説

システム・セリング
systems selling

製品販売の際に,販売対象をある生産ラインから産出された単一の製品と考えるのではなく,顧客にどのような便益 (ベネフィット) がつくり出されるのかという視点から販売対象をとらえるマーケティングの視点。 T.レビットによって提唱された。たとえば,コンピュータの販売では,ハードウエアとソフトウエア,さらに教育と保守が一体となって提供されたとき,顧客が望む事務管理の効率化というベネフィットが生み出される。それは,単なる効率的な計算というコンピュータに対する顧客のニーズを超えた,事務管理のより根源的な問題に対する解決を提供することになる。しかしその一方で,システムにせずハードウエアそれ自体を単品で効率的に販売する方法もある。どちらを選ぶかは,事業定義問題の重要な部分である。

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