普及版 字通 「シ・ぞうり・つっかけ」の読み・字形・画数・意味
14画
[字訓] ぞうり・つっかけ
[字形] 形声
声符は徙(し)。尸(し)は履物の形。屐(げき)・履(り)・(く)など、みなこの形に従う。客を迎えるとき、急いで草履をつっかけることを倒という。
[訓義]
1. ぞうり、つっかけ、わらじ。
2. つまらぬもの、つまらぬものとする。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ハキモノ・クツ
[語系]
・・・shieは同声。(し)は舞うときに用いる。みな軽快なはきものをいう。
[熟語]
脱▶・歩▶・履▶
[下接語]
遺・曳・革・棄・朱・珠・垂・脱・通・倒・頓・破・舞・敝・歩・芳・放・利
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報