してまた(読み)シテマタ

デジタル大辞泉 「してまた」の意味・読み・例文・類語

して‐また[接]

[接]接続詞「して」+接続詞「また」から》そしてまた。それから。ところで。現代では、やや形式ばった表現として用いられる。「してまたその後のなりゆきは」
「『まづ下には、白小袖をめしませう』『―中には』」〈狂言記烏帽子折

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「してまた」の意味・読み・例文・類語

して また

  1. そしてまた。さてまた。
    1. [初出の実例]「『いやそれほどにおもふならば、まづはいれ』『心得ました』『してまた我はしかといぬまいといふきか』」(出典:狂言記・貰聟(1660))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android