しどろ(読み)シドロ

デジタル大辞泉 「しどろ」の意味・読み・例文・類語

しどろ

[形動][文][ナリ]秩序なく乱れているさま。
「姿も―に眠って居るクレオパトルを見たよう」〈荷風・ふらんす物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しどろ」の意味・読み・例文・類語

しどろ

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 秩序がなく乱れていること。乱雑であるさま。
    1. [初出の実例]「あさねがみみだれて恋ぞしどろなるあふ由もがな元結にせん〈良暹〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)恋一・六五九)
    2. 「騎馬の客三十騎計、馬の足しどろに聞えて」(出典:太平記(14C後)二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む