しもつみかん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「しもつみかん」の解説

しもつみかん[果樹類]

近畿地方、和歌山県の地域ブランド。
和歌山県海南市下津町産のみかん。下津地域はみかん発祥の地として長い歴史を有する産地で、全国屈指の本格貯蔵みかんの産地でもある。四季を通して暖かい気候と、豊かな自然に恵まれている。蔵出しのしもつみかんは、12月の完熟みかんを糖度が増し酸味がほどよく抜けるまで貯蔵したもの。貯蔵庫は木造土壁で土蔵のような造りとなっている。2006(平成18)年11月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5004822号。地域団体商標の権利者は、ながみね農業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「しもつみかん」の解説

しもつみかん

和歌山県海南市下津町で生産されるミカン。地域団体商標。12月に収穫して貯蔵し、酸味を抜いてから3月頃に出荷する「蔵だしみかん」は特に美味とされる。

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