しゃならしゃなら

精選版 日本国語大辞典 「しゃならしゃなら」の意味・読み・例文・類語

しゃなら‐しゃなら

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) =しゃなりしゃなり
※虎明本狂言・釣狐(室町末‐近世初)「いのふやれ、もどろやれわがふるつかへ、しゃならしゃならと」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一〇「当世の娘の様に白粉くさくしゃならしゃならとした所が寸分無く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「しゃならしゃなら」の意味・読み・例文・類語

しゃなら‐しゃなら

[副]しゃなりしゃなり」に同じ。
小娘のくせに―として」〈蘆花思出の記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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