寸分(読み)スンブン

デジタル大辞泉の解説

すん‐ぶん【寸分】

《「一」と「一」の長さの意。「すんぷん」とも》(多く下に打消しの語を伴って副詞的に用いる)ごくわずかの分量または程度。少し。わずか。「寸分の狂いもない」「寸分たがわぬ正確さ」

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大辞林 第三版の解説

すんぶん【寸分】

〔「すんぷん」とも〕
一寸と一分の長さ。ごくわずかの長さ・程度。現在では下に打ち消しの語を伴って副詞的に用いることが多い。 「 -たがわず仕上げる」 「帷幄の裏に臥して聊かに-の歌を作る/万葉集 三九六五詞

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精選版 日本国語大辞典の解説

すん‐ぶん【寸分】

〘名〙 (「すんぷん」とも)
① 一寸(約三センチメートル)と一分(約〇・三センチメートル)の長さ。転じて、ごく短いこと。
※万葉(8C後)一七・三九六五・題詞「独臥帷幄之裏、聊作寸分之歌、軽奉机下玉頤
② (多く、下に打消をあらわすことばを伴って副詞的に用いる) 少し。ちょっと。ほんのわずか。
※殿暦‐康和三年(1101)正月二七日「常候御前、寸分無立去
※名語記(1275)六「寸分のいとまもなきよし歟」

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