小娘(読み)コムスメ

デジタル大辞泉 「小娘」の意味・読み・例文・類語

こ‐むすめ【小娘】

まだ、一人前に成長していない女。14、5歳くらいの少女。軽いあざけりの気持ちを含んでいうことが多い。「生意気な小娘だ」
[類語]少女女の子ガールギャル女児女子子女童女どうじょ乙女おとめ乙女子おとめご女子おなごコギャルヤングミセスヤンママお嬢さん早乙女生娘おぼこ処女

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小娘」の意味・読み・例文・類語

こ‐むすめ【小娘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こ」は接頭語 ) 少女。年齢精神身体など、まだ未熟な少女を、いくぶんあざけっていう場合もある。〔羅葡日辞書(1595)〕
    1. [初出の実例]「としのころ十か十一ばかりの小娘、こましゃくれた形(なり)にて」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)三)

こ‐よね【小娘】

  1. 〘 名詞 〙 色茶屋に勤める若い女郎。
    1. [初出の実例]「こぐるまつの小娘(こよね)かこよねか つがはがつがはがつがはが のんこよねほ ろではやらいでうたでやる」(出典:歌謡・松の葉(1703)四・ふなうた)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android