シャシナイト(読み)しゃしないと

最新 地学事典 「シャシナイト」の解説

シャシナイト

chassignite

おもに粗粒のかんらん石からなる集積岩で,月や地球のダナイトに相当するエコンドライト。火星隕石の1グループで,以前SNC(スニック)隕石と呼ばれていたCのグループにあたる。シャシニー隕石をタイプとし,これまでに3試料が報告されている。この中でNWA 2737シャシナイトは,強い衝撃変成によりかんらん石中にナノメートルサイズの金属鉄や磁鉄鉱が析出しており,全体が真っ黒な外観を呈する。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のシャシナイトの言及

【エコンドライト】より

…( )内の数字は非南極隕石中の個数。オーブライトaubrite(9),ユレイライトureilite(6),ダイオジェナイトdiogenite(8),ホワルダイトhowardite(19),ユークライトeucrite(24),シャーゴッタイトshergottite(2),ナクライトnakhlite(3),シャシナイトchassignite(2),アングライトangrite(1),その他(7)。真の結晶質の組織を保っているものは少なく,母天体上での隕石衝突により破砕,混合された角レキ岩的組織を示す。…

※「シャシナイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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