最新 地学事典 「シャシナイト」の解説
シャシナイト
chassignite
おもに粗粒のかんらん石からなる集積岩で,月や地球のダナイトに相当するエコンドライト。火星隕石の1グループで,以前SNC(スニック)隕石と呼ばれていたCのグループにあたる。シャシニー隕石をタイプとし,これまでに3試料が報告されている。この中でNWA 2737シャシナイトは,強い衝撃変成によりかんらん石中にナノメートルサイズの金属鉄や磁鉄鉱が析出しており,全体が真っ黒な外観を呈する。
執筆者:矢内 桂三・三河内 岳
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

