シャルミーンオベイド・チノイ(英語表記)Sharmeen Obaid-Chinoy

現代外国人名録2016 の解説

シャルミーン オベイド・チノイ
Sharmeen Obaid-Chinoy

職業・肩書
映画監督

国籍
パキスタン

出生地
カラチ

学歴
スミス・カレッジ,スタンフォード大学

受賞
アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞(第84回)〔2012年〕「セービングフェース(顔の救済)」

経歴
パキスタンで夫や恋人から硫酸をかけられる女性の実態を収めたドキュメンタリー映画「セービング・フェース(顔の救済)」を米国人監督との共作で監督。硫酸を浴びせられ火傷をした女性2人と治療にあたる男性医師の様子などを描いた同作品で、2012年米国アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞。パキスタン人のオスカー獲得は初めて。パキスタンでは家庭内暴力の延長求婚を断られた報復として、毎年150人以上の女性が硫酸の被害に遭っており、その状況改善を訴える。現在、カナダとパキスタンの間を行き来している。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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