シャンベラン(その他表記)Chamberland, Charles Édouard

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャンベラン」の意味・わかりやすい解説

シャンベラン
Chamberland, Charles Édouard

[生]1851.3.12. シリルビニョブル
[没]1908.5.2. パリ
フランスの細菌学者。 1875年,パリの生理学研究所で L.パスツールの助手となり,88年,パスツール研究所に入り,1904年,同副所長となる。シャンベランろ過器の創案者。これは素焼き製で細孔があるが,細菌を通さず,ウイルスだけを通す。これによってウイルスにろ過性病原体の名が与えられ,ウイルス学確立の基礎となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む