普及版 字通 の解説
13画
[字訓] かくす・もとめる
[字形] 形声
声符は(そう)。はもとに作り、中に火を執る形で、族人の長老をいう。火を掲げることから室内を捜索する意となるが、また(捜)に対して(かく)す意ともなる。
[訓義]
1. かくす、かくれる。
2. 捜と通じ、さがす、もとめる。
3. 数と通じ、かぞえる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 カクル 〔字鏡集〕 カクス・カクル・モトム・サグル
[語系]
・(捜)shiuは同声。にもと・の両義があり、のちこの二字に分化したものと思われる。索sheak、suも同系の語であろう。數(数)shio sheokも声近く、通用することがある。
[熟語]
語▶・索▶・詞▶・辞▶・人▶・▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報