シュツルンツ石(読み)シュツルンツせき

最新 地学事典 「シュツルンツ石」の解説

シュツルンツせき
シュツルンツ石

strunzite

化学組成・の鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a1.0228nm, b0.9837, c0.7284, α90.17°, β98.44°, γ117.44°,単位格子中2分子含む。黄褐~褐色。小さな毛状・木くず様の微細結晶集合体({010}に平行)がフェルトのように薄い皮膜として他の鉱物を覆っている。比重2.47~2.56。屈折率α1.619, β1.670, γ1.720,二軸性負,2V中。ペグマタイトの表層の風化生成物。トリフィル石と共生。原産地はドイツのHagendorf。日本では兵庫県押部谷で産出。ストルンツァイトとも。名称は結晶・鉱物学者H.Strunzにちなむ。MnをFe2+で置換したferrostrunzite, Znで置換したzincostrunzite, Fe3+で置換してOHが入ったferristrunziteがある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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