シュテンダール(その他表記)Stendal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュテンダール」の意味・わかりやすい解説

シュテンダール
Stendal

ドイツ中北部,ザクセンアンハルト州の都市。マクデブルク北北東のウフテ川沿いに位置する。 1160年代に開市権,1251年に都市権を獲得。 1309年までアスカニエル家ブランデンブルク辺境伯の居地。 13~15世紀に織物業の中心として特に繁栄した。製糖,食品加工,化学工業,金属加工業が行われる。大聖堂 (1188) ,聖マリエン教会 (1447) などがある。美術史家 J.ウィンケルマン生地で,フランスの小説家スタンダールはウィンケルマンの思い出のためにこの地名を自分の筆名の一つに選んだといわれる。人口4万 8532 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android