百科事典マイペディア 「シュラーギントワイト」の意味・わかりやすい解説 シュラーギントワイト[兄弟]【シュラーギントワイト】 ドイツの探検家,東洋学者の兄弟。ヘルマンHermann〔1826-1882〕,アドルフAdolf〔1829-1857〕,ロベルトRobert〔1833-1885〕の3人がイギリス東インド会社の依頼を受けて,1854年―1857年にヒマラヤ,カラコルム山脈,崑崙(こんろん)山脈,西部チベット等を探検,アドルフはさらにシベリアに赴く途中,住民に殺害された。この探検行で膨大な資料がもたらされ,東洋学者のエミールEmil〔1835-1904〕がその文献的資料の整理に従事。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報