シュルピス会(読み)シュルピスかい(その他表記)Societas Presbyterorum a Sancto Sulpitio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュルピス会」の意味・わかりやすい解説

シュルピス会
シュルピスかい
Societas Presbyterorum a Sancto Sulpitio

正式名はサン・シュルピス会。 1642年フランスの神学者 J.オリエパリのサン・シュルピスに創立したカトリックの教区付き司祭会。 64年教皇認可。オリエが学んだ P.ベリュルの思想中枢として神学校を経営し,司祭を育成。ジャンセニズム,ガリカニズム,キエティズムと闘って 18世紀末には 30の神学校を数えた。フランス革命とナポレオン1世による弾圧をようやく切抜けたが,現在では中心は北アメリカに移ってしまった。早くからカナダに神学校を経営する一方コロンビアダオメー (現ベナン) などでも活動し,日本には 1933年カナダから渡来し,福岡に神学校を経営している。

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