ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベジャール一家」の意味・わかりやすい解説
ベジャール一家
ベジャールいっか
Béjart family
(1) ジョゼフ Joseph 1616/1617. パリ~1659.5.21. パリ
1643年妹マドレーヌとともに,モリエールを迎えて盛名劇団を結成,南フランスを巡業,『粗忽者』『恋の遺恨』などを演じた。
(2) マドレーヌ (→ベジャール )
(3) ジュヌビエーブ Geneviève 1624.7.2. パリ~1675.7.3. パリ
芸名は母の名エルベを用いた。盛名劇団以来モリエール一座に属し,『女学者』のベリーズなどを演じた。
(4) ルイ Louis 1630.11? パリ~1678.10.13.
同じくモリエール一座で『守銭奴』のラ・フレッシュなどを演じた。足が悪かったのでモリエールはラ・フレッシュを足の不自由な役にしている。
(5) アルマンド (→ベジャール )
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