ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オリエ」の意味・わかりやすい解説
オリエ
Olier, Jean-Jacques
[没]1657.4.2. パリ
フランスのカトリック神学者。バンサン・ド・ポール (ビンケンチウス) に導かれて 1633年司祭となり,42年サン・シュルピスの主任司祭となってシュルピス会を創立。 45年神学校を正式発足させ司祭の育成に尽力。カトリックとプロテスタントの融合をはかろうとしたフランスの枢機卿 P.ベリュル (1575~1629) の影響を強く受けた神学的著作を残した。
オリエ
Ollier, Claude
フランスの小説家。ヌーボー・ロマンの系列に属する。作品には,処女作『演出』 La Mise en scène (1958) ,『秩序の維持』 Maintien de l'Ordre (61) ,『インドの夏』 Été indien (63) ,『イプシロンの上の生活』 La Vie sur Epsilon (72) など。
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