シュレンク(その他表記)Shrenk, Leopol'd Ivanovich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュレンク」の意味・わかりやすい解説

シュレンク
Shrenk, Leopol'd Ivanovich

[生]1826.5.6. ハリコブスコイ
[没]1894.1.20. ペテルブルグ
ロシアの民族学者,動物地理学者。デルプト (ドルパト) 大学を卒業後,1854年アムール川下流部を4年間調査,膨大な資料を集めて大著『アムール地方の旅と研究』 Reisen und Forschungen im Amur-Lande in den Jahren1854-56 (4巻,1859~1900) を発表した。このうち特に有名なのはロシア語に訳された『アムール地方の原住民』 Ob Inorodtsakh Amurskogo Kraya (3巻,1883~1903) で,ニブフ族オロチ族など先住民の民族学的研究である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

367日誕生日大事典 「シュレンク」の解説

シュレンク

生年月日:1826年4月24日
ロシアの動物学者
1894年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のシュレンクの言及

【シレンク】より

…ロシアの民族学者。シュレンクとも呼ぶ。生地はウクライナのハリコフ付近。…

※「シュレンク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む