シュンデレシス(その他表記)synderesis; syntērēsis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュンデレシス」の意味・わかりやすい解説

シュンデレシス
synderesis; syntērēsis

正邪善悪を判断する万人に生来そなわる共通な道徳意識を意味するスコラ哲学の用語で,「良知良能」と訳される。ヒエロニムスの scintilla conscientiae (良心の火花) という語に由来するとされる。原罪によって現実には堕落している罪の子もみなこれをもっている。このシュンデレシスの本質が知性的か意志的かという点については,ボナベントゥラはこれをまったく意志的に,トマス・アクィナスは知的に解釈する。

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