道徳意識(読み)ドウトクイシキ

デジタル大辞泉 「道徳意識」の意味・読み・例文・類語

どうとく‐いしき〔ダウトク‐〕【道徳意識】

道徳上の正邪善悪を適切に判別し、正や善に基づいて行動しようとする意識良心とほぼ同義だが、良心が主として個人的な体験事実次元にかかわるのに対して、道徳意識はより社会的である。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「道徳意識」の意味・読み・例文・類語

どうとく‐いしきダウトク‥【道徳意識】

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] sittliches Bewutsein の訳語 ) 道徳についての問題を解決したり、判断を下したりすることに向けられた個人の心理的な意識。また、社会生活で、人間がさまざまな行動を行なう場合に、行動の善悪・正邪を識別する意識。良心が主として個人の意識として現われるのに対して、慣習習俗という次元で現われる。〔現代文化百科事典(1937)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android