普及版 字通 「ショウ・はやい・さとい」の読み・字形・画数・意味
10画
[字訓] はやい・さとい
[説文解字]
[その他]
[字形] 形声
声符は(しょう)。は髪を結(ゆ)いあげた婦人が、祭事に奔走する形。〔説文〕二上に「は疾(すみ)やかなり」また人部八上に「は(はや)きなり」と訓する。(し)八上に「利なり」とあり、敏捷の意。(敏)は髪を整えた婦人が、祭事にいそしむ意。は・捷の初文。合わせて敏捷という。わが国で、神事に従うことをいう「わしる」という語にあたる。
[訓義]
1. はやい、すみやか、みがる。
2. さとい。
3. すこやか。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 スミヤカナリ・サトル
[語系]
・dzhiapは同声。tziapはその声が近い。みな婦人が祭事に奔走することに関し、の声義を承ける。
[熟語]
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報