シラウオタケ(読み)シラウオタケ(その他表記)Lentaria mucida

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シラウオタケ」の意味・わかりやすい解説

シラウオタケ(白魚茸)
シラウオタケ
Lentaria mucida

担子菌類ヒダナシタケ目ホウキタケ科。林内の腐木に発生する。キノコは太さ 1mm,高さ 1cmほどの線形白色白魚を思わせるのでこの名がある。しばしば本菌が発生する材には単細胞緑藻類のある種がよく繁殖することが知られている。北海道本州にみられ,北アメリカヨーロッパオーストラリアシベリアにも分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android