共同通信ニュース用語解説 「シリアの遺跡被害」の解説
シリアの遺跡被害
古代から東西交通の要衝として栄えたシリアは、シルクロードの中継都市、中部パルミラ遺跡などが世界的に有名だが、内戦による盗掘や破壊で荒廃。パルミラや古都アレッポ、十字軍時代の城「クラック・デ・シュバリエ」などが国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「危機遺産」となっている。国連訓練調査研究所(UNITAR)は昨年12月、シリアで少なくとも290カ所の文化遺跡が被害を受けた恐れがあると発表した。隣国イラクでは過激派組織「イスラム国」が古代遺跡を相次いで破壊した。(共同)
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