改訂新版 世界大百科事典 「シルウァヌス」の意味・わかりやすい解説 シルウァヌスSilvanus 古代ローマの森と原野の神。その名は森を意味するラテン語シルウァsilvaの形容詞にすぎず,神格としては漠然とした存在であったらしい。のちにギリシアのパンやサテュロスなどの山野の神と同一視された。またローマ人自身の牧人と家畜の神ファウヌスとの区別も明瞭ではない。執筆者:水谷 智洋 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「シルウァヌス」の意味・わかりやすい解説 シルウァヌス 古代ローマの荒野と森の神。ラテン語シルウァ(森)の形容詞形。ファウヌスやギリシア神話のパン,サテュロスと同一視される。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by