シロソウメンタケ(読み)シロソウメンタケ(その他表記)Clavaria vermicularis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シロソウメンタケ」の意味・わかりやすい解説

シロソウメンタケ(白素麺茸)
シロソウメンタケ
Clavaria vermicularis

担子菌類ヒダナシタケ目ホウキタケ科。子実体林地地上に通常束になって生える。太さ3~5mm,長さ3~12cmの円筒形,のちにやや扁平あるいは二叉に分れる。初め白色,のちに黄変する。北海道,本州九州小笠原諸島に産し,北アメリカヨーロッパアフリカスリランカ中国ジャワ島オーストラリアなどに広く分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のシロソウメンタケの言及

【ホウキタケ】より

…分布は広く日本全土,北半球にみられ,食用になる。また棒状のものとしては純白のシロソウメンタケClavaria vermicularis Fr.,灰紫色のムラサキナギナタタケC.purpurea Fr.,黄色のナギナタタケClavulinopsis fusiformis (Fr.) Corner(イラスト),紅色のベニナギナタタケC.miyabeana S.Itoなどがよく見られる。【今関 六也】。…

※「シロソウメンタケ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む