最新 地学事典 「シート状岩脈群」の解説
シートじょうがんみゃくぐん
シート状岩脈群
sheeted dike swarm
母岩がすべて岩脈からなる平行岩脈群の一つで,中央海嶺や背弧拡大軸下で形成されたものを指すことが多い。拡大速度が非常に遅い場合を除き,ほとんどの海嶺で形成される。屈折法地震探査によって区分された海洋地殻の第2層下部(2B層)に対比される。海底崖,深海掘削およびオフィオライト岩体で観察される海洋地殻断面によれば,拡大速度が大きいほど岩脈群層厚および岩脈幅が薄くなるとともに,単純岩脈が多くなる。
執筆者:草野 有紀
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

