最新 地学事典 「第2層」の解説
だいにそう
第2層
layer 2
屈折法地震探査によって区分された海洋地殻の上位から2番目の層。第1層と合わせて上部地殻と呼ぶ。第2層は2A,2Bの2層または2A, 2B, 2Cの3層に区分されることがある。平均P波速度は最上部で2.0〜5.7km/s,最下部で6.2km/sで,深さ1kmあたり1〜2km/sの速度勾配で深部ほど速い。最上部のP波速度は地殻年齢と相関し,0~170Maで 平均3.0km/s~5.0km/sへと増加する。太平洋,大西洋,インド洋では層厚は平均1.8km, 4cm/年以下で拡大した地殻では1.5〜2.0km,4cm/年よりも高速拡大した地殻では1.4〜1.7kmである。噴出岩と岩脈群からなり,前者はおよそ2A層,後者はおおむね2B層および2C層に対比される。参考文献:G. L. Christeson et al.(2019) Rev. Geophys., Vol. 57
執筆者:海野 進
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

