ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シーベニク」の意味・わかりやすい解説 シーベニクŚibenik クロアチア南西部の都市。アドリア海にのぞみ,スプリットの北西約 50kmのクルカ川三角江沿いに位置する。 1066年,初めて歴史に現れ,ハンガリー,ベネチア,オーストリア,イタリアとめまぐるしい領有の交代ののち,1918~91年ユーゴスラビア領。アルミニウム工業,繊維工業が立地し,ボーキサイトの採掘が行われるほか,ブドウ,オリーブの栽培や漁業も盛ん。港からはボーキサイト,材木,石材,ワインの積出しが行われる。市内には大聖堂 (1431~1536) などゴシック・ルネサンス様式の建築物が残る。人口8万 4395 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by