シールズ・ダイヤグラム

最新 地学事典 「シールズ・ダイヤグラム」の解説

シールズ・ダイヤグラム

Shields diagram

A. Shields(1936)による底面土砂の始動限界状態を示したダイヤグラム(と関数表示)。河床に存在するさまざまな比重粒径粒子は,流れによる単位面積当りの力(掃流力τ0)が一定(限界掃流力τ0c)以上となると動き出す。流れが弱ければ粒子の抵抗力が大きく動かない。抵抗力を(ρs-ρ)d重力加速度,ρs:粒子の密度,ρ:流体密度,d:粒径)で表し,掃流力との比をとったものを無次元掃流力τ0/(ρs-ρ)dという。彼はこれが粒径と粘性底層の厚さの比(d/δ, δ:粘性底層の厚さ),またはそれと比例関係にあるレイノルズ数νとの関数になると考え,既存資料を含めた実験結果によってダイヤグラムを作成した。この研究はベッドフォームに関する示唆も与えるもので,後の水理学研究の基礎となった。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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