20世紀西洋人名事典 の解説
ジェイムズ・ステンブル デューゼンベリ
James Stemble Duesenberry
1918 -
米国の経済学者。
元・ハーバード大学教授,元・経済諮問委員。
ウェスト・バージニア州プリンストン生まれ。
ミシガン大学で学び、1946年からハーバード大学で教鞭を取り、’57年に教授となる。第二次大戦後に展開された消費関数論争で、ケインズ理論に対して相対所得仮説を提唱した。また、「ニュー・エコノミックス」の提唱者として、実際の政策を打ち出し、’66〜68年にはジョンソン大統領の経済諮問委員を務めた。著書に「所得・貯蓄・消費者行動の理論」(’49年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報