ジェブツンダンバ・フトゥクト(その他表記)Rjebtsun dampa Khutughtu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ジェブツンダンバ・フトゥクト
Rjebtsun dampa Khutughtu

外モンゴルの宗教的首長,ゲルク派チベット仏教の活仏に対する法号。第1世 (1635~1723) はハルハのトゥシエト・ハン (土謝図汗) ・ゴンボの次子で,1688年のジュンガルガルダン (噶爾丹)の外モンゴル侵入に際して内モンゴルに避難,清の康煕帝に忠誠を誓った。第8代 (1870~1924) は 1911年ハルハの王侯を率いて清朝から独立,モンゴルのハン位についてボグド・ゲゲン・ハンと呼ばれた。 21年スヘバートルが人民革命政府をつくったあともボグド・ゲゲン・ハンは存在したが,24年5月 20日に死ぬと,6月 13日モンゴル人民共和国の成立が宣言され,同時にジェブツンダンバの転生も禁止された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む