転生(読み)てんしょう

精選版 日本国語大辞典 「転生」の意味・読み・例文・類語

てん‐しょう ‥シャウ【転生】

〘名〙 (「しょう」は「生」の呉音) 生まれかわること。転じて、環境生活を一変させること。てんせい
※抒情歌(1932)〈川端康成〉「転生(テンシャウ)をくりかへしてゆかねばならぬ魂はまだ迷へる哀れな魂なのでありませう」

てん‐せい【転生】

〘名〙 生まれ変わること。次の世で別の形に生まれ変わること。輪廻(りんね)。また、環境や生活を一変させること。てんしょう。
読本英草紙(1749)三「才学を以て転生(テンセイ)する者なれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「転生」の意味・読み・例文・類語

てん‐しょう〔‐シヤウ〕【転生】

[名](スル)生まれ変わること。転じて、環境や生活を一変させること。てんせい。「輪廻りんね転生
「新しいもっと明るい生活に―しようと願い」〈志賀暗夜行路
[類語]生まれ変わる

てん‐せい【転生】

てんしょう(転生)」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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