現代外国人名録2016 「ジェリコパブリセビッチ」の解説
ジェリコ パブリセビッチ
Zeliko Pavlicevic
- 職業・肩書
- バスケットボール監督(千葉ジェッツ) 元バスケットボール男子日本代表監督
- 国籍
- クロアチア
- 生年月日
- 1951年3月26日
- 出生地
- ユーゴスラビア・ザグレブ(クロアチア)
- 経歴
- 大学卒業後、ザグレブのロコモティヴァで選手としてのキャリアをスタート。選手引退後、26歳で指導者の道を歩みだし、1975年ツィボナのアシスタントコーチを経て、’85年ヘッドコーチに昇格。ユーゴスラビア国内選手権とユーゴスラビア杯選手権の2冠を達成。’86年はユーゴスラビア杯選手権連覇、ヨーロッパ杯優勝。’90年ポップ84のヘッドコーチとなり、’91年ユーゴスラビア国内選手権、ユーゴスラビア杯選手権、ヨーロッパ杯の3冠を達成して最優秀ヘッドコーチに選出される。その後、ギリシャやスペイン、クロアチアなど欧州のプロリーグのヘッドコーチを歴任。2003年男子日本代表監督に就任。キリン杯2回優勝、東アジアチャンピオンシップ2位などの成績を残し、2006年日本で初めて開催された世界選手権でも指揮を執った。大会後に退任し、帰国。2008年K.K.ザグレブのヘッドコーチとなり、クロアチア杯優勝。2009年、過去50年間におけるベスト20のヨーロッパコーチとしてFIBAに選出される。2010年bjリーグ島根スサノオマジック、2013年休部したパナソニックを引き継いでナショナルリーグ(NBL)に参加する和歌山トライアンズの初代ヘッドコーチに就任。2014年退団。2015年千葉ジェッツのヘッドコーチに就任。サッカーの元日本代表監督イヴィチャ・オシムとは旧知の仲。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報