最新 地学事典 「ジェリーギブス石」の解説
ジェリーギブスせき
ジェリーギブス石
jerrygibbsite
化学組成Mn9(SiO4)4(OH)2の鉱物。直方晶系,空間群Pbn21,格子定数a0.485nm, b1.070, c2.817, 単位格子中4分子含む。粒状結晶の集合。紫ピンク色,半透明,ガラス光沢。硬度5.5。比重4.00。薄片では明ピンク色,屈折率α1.772, β1.783, γ1.789, 2V(-)72°, 光分散r>v中~強。多少のZn, Mgを含む。ヒューム石族の一員で,園石と同質異像。米国ニュージャージー州Franklinの変成亜鉛マンガン鉱床からフランクリン鉄鉱・珪亜鉛鉱・紅亜鉛鉱・園石を伴う。名称は米国バージニア工科大学のGerald V.Gibbsに由来。JerryはGeraldの愛称。
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

