フランクリン鉄鉱(読み)フランクリンてっこう

最新 地学事典 「フランクリン鉄鉱」の解説

フランクリンてっこう
フランクリン鉄鉱

franklinite

化学組成の鉱物。立方晶系,空間群Fd3m, 格子定数a0.8403nm, 単位格子中8分子含む。八面体結晶,粒状~塊状。黒色,不透明,金属光沢,条痕赤褐~黒色。劈開なく,{111}に裂開あり。硬度5.5~6.5, 比重5.1~5.2。ときに弱い磁性がある。反射光でわずかに緑色味を帯びた灰色,内部反射濃赤色,多色性,異方性なし,反射率17~19%。スピネルグループで,Znの一部はMn2, Fe2で,Fe3の一部はMn3で置換が普通。米国ニュージャージー州FranklinやSterling Hill, スウェーデンLångbanなどの変成亜鉛・マンガン鉱床中に方解石・珪亜鉛鉱・紅亜鉛鉱・テフロ石・ばら輝石などに伴う。FranklinやSterling Hillでは鉱石になるほど多量,それ以外ではきわめてまれな鉱物。名称は原産地に由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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