じじめき

精選版 日本国語大辞典 「じじめき」の意味・読み・例文・類語

じじ‐めき

  1. 〘 名詞 〙 ( 歴史的かなづかいは「ぢぢめき」か )
  2. 人がやかましく騒ぐこと。
    1. [初出の実例]「ソノバノ jijimequi(ジジメキ) シバシワ ヤマズ」(出典バレト写本(1591))
  3. 動物がやかましい声や音を出すこと。《 季語・秋 》 〔俳諧・誹諧初学抄(1641)〕
    1. [初出の実例]「雀を荷ふ籠のぢぢめき〈二嘯〉 うす曇る日はどんみりと霜おれて〈乙州〉」(出典:俳諧・ひさご(1690))
  4. 小鳥を入れて運ぶ楕円形の長い籠。〔俚言集覧(1797頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android