現代外国人名録2016 「ジミーチュー」の解説
ジミー チュー
Jimmy Choo
- 職業・肩書
- 靴デザイナー
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1954年
- 出生地
- マレーシア
- 学歴
- コートウェーナーズ靴デザイン科〔1983年〕卒
- 受賞
- 英国ファッション大賞〔1999年〕,英国ゴールド・アワード〔2000年〕
- 経歴
- マレーシアの客家(中国の南部に住む漢民族のエスニック集団で華僑に多い)の家系出身。父が靴職人だったことから、幼い頃から父を手伝って靴作りを始める。ロンドンに移住し、英国一の靴・小物デザイン学校、コートウェーナーズの靴デザイン科に進学。掃除やレストランのバイトで生計を立てた。1983年卒業。’88年“ジミー・チュー”のクチュールをスタート、コレクションが「ヴォーグ」の目に留まり、一躍注目を集める。以後、ダイアナ妃のお気に入りとして地位を築き、マレーシアやヨルダンなど各国の王室や上流階級の夫人たちに愛用される。’99年マレーシア王室から貴族の称号を授与される。2000年英国の老舗ブランド・ダックスの靴デザイナーに抜擢。米国の人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」では“I lost my choo(チューをなくしたわ)”と言うセリフが出るほどで、マノロ・ブラニクなどと並んで靴ブランドの代表格にまで成長する。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報