ジャパンウィーク(読み)じゃぱんうぃーく(その他表記)Japan Week

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジャパンウィーク」の意味・わかりやすい解説

ジャパンウィーク
じゃぱんうぃーく
Japan Week

国際交流事業の一つ。日本全国の生活文化、芸能、美術、音楽、ファッション、スポーツ、経済などを世界各地の人々に紹介し、開催地の市民との相互理解や友好親善を促進する目的の複合的な文化行事である。毎年1回、通常6日間にわたり、期間中は舞台公演、スポーツ大会、文化関連の実演や展示、自治体や企業による現地組織の訪問、交流プログラムなどが行われる。主催は公益財団法人国際親善協会(IFF:International Friendship Foundation)で、各開催地の自治体と共同開催される。初回は1986年(昭和61)11月にイタリアフィレンツェで開かれ、日本からは43団体約1200人が参加、現地では約8万人が見学に訪れた。その後はヨーロッパとアメリカの都市を中心に開催されている。地域間の国際交流という面が重視され、開催地と姉妹都市友好都市の関係にある日本の自治体との交流や、日本各地の郷土芸能や地域独特の文化を継承する機会に役だてるという側面を有している。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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